エアコンと照明のイメージ写真

資産家資産家

マンションを売るときは、エアコン付き・照明付きにした方が、売れやすいのかしら?

買主にとっては、メリットになると思うんだけど、でも、新居で使いたいから、どうしようか迷っているの。

そうだ、佐藤さんに聞いてみよう!

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

こんにちは。マンション売却アドバイザーの佐藤です。

マンションを売却するとき、エアコンや照明などの付帯設備をどうするべきか、悩むところですよね。

ケース・バイ・ケースにはなりますが、確かに、売却活動中にこれらの付帯設備があれば、売れやすくはなります。

なぜなら、内覧時に、エアコンで快適な室温を保てるし、かつ、照明により室内が明るくなり、印象が良くなるからです。

また、買主がエアコンや照明が必要な場合は、メリットになるでしょう。

しかし、不動産の売買では、これらの動産は、撤去するのが基本です。

したがって、買主が「いらない」と言った場合は、撤去しなければなりません。

今回は、マンションを売却するときに、エアコンや照明はどうした方がいいのか、お話したいと思います。

1.売却価格に影響しない。

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まず、エアコンや照明が付いているからと言って、売却価格が高くなることは、ほとんどありませんので、期待はしない方がいいでしょう。

購入希望者は、「エアコン付き・照明付きだから、このマンションを購入する!」と言う方は、ほとんどいません。

売却価格や立地、間取り、設備、状態など、他の条件を見て、検討しています。

したがって、エアコンや照明が付いてあったとしても、おまけ程度にすぎないわけですね。

その理由から、売却価格に影響することは、ほとんどありません。

資産家資産家

なるほどね、エアコンや照明が付いているからと言って、高く売れるわけではないんだね。

あくまでサービス品ってことね。

2.売却活動中は取り付けてあった方が売れやすい理由。

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

売却活動中は、エアコンや照明が取り付けてある方が、売れやすくなります。

なぜなら、購入希望者に良い印象を与えることができるからです。

2-1.エアコンの場合

もし、真夏の暑い時期や、真冬の寒い時期に、購入希望者が内覧するときのことを、想像してみましょう。

暑すぎる、もしくは寒すぎると、室内をゆっくりと見学しずらいものです。

そこに、冷暖房付きのエアコンがあれば、室内の温度を快適に保つことができます。

それともう一つ、エアコンを取り外すと、クロスの汚れが目立つことがあります。

あまり印象がよくないため、取り付けてある方が好ましいです。

2-2.照明の場合

照明は、必ずあった方がいいです。

なぜなら、室内を明るくすることで、印象が随分と良くなるからです。

日当たりの悪いマンションであれば、なおさらです。

逆に、照明がなければ、暗い状態なので、印象が悪くなります。

資産家資産家

売却活動中は、エアコンや照明があった方がいいんだね。

でも、新居で必要だから、どうすればいいのかしら?

3.空き家で売る場合はどうする?

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空き家で売る場合でも、エアコンは無理に置いていく必要はありません。

新居で必要な場合は、持っていきましょう。

もし、不要な場合は、置いていくといいでしょう。

照明に関しては、必ずあった方が売れやすくなります。

室内が暗い状態だと、印象が悪くなります。
照明があれば、印象が良くなりますので、売れやすくなります。

なので、あった方がいいです。

しかし、自分が気に入っているものであれば、新居にもっていくようにしましょう。

その代わりに、中古で安い物を購入し、取り付けておいた方がいいと思います。
費用はかかりますが、売却するための経費として考えてはいかがでしょうか。

不動産業者が在庫を持っていれば、売却活動中のみ設置してくれることもあります。
不動産業者に相談してみましょう。

4.居住中で売る場合はどうする?

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居住中の場合は、すでにエアコンや照明が取り付けてある状態だと思います。

購入希望者が見学に来られた際には、エアコンで室内温度を調整して、快適な空間を作っておきましょう。

また、照明に関しては、すべて電器をつけておき、明るい状態にしておきましょう。

そうすることで、印象が良くなります。

もし、新居で使う場合は、遠慮なしに持っていくことを伝えましょう。
エアコンや照明の有無で、購入希望者の意思が左右することはないでしょう。

もし、新居で使わない場合は、基本的には処分すると考えておきましょう。
もし、買主が欲しい場合は、ゆずってあげましょう。

5.引き渡し後に故障した場合は、保証するの?

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売買契約書や重要事項説明書とは別に、付帯設備表という書類を作成し、買主に渡します。

付帯設備表とは、売主が付帯設備の有無や、故障の有無など、知っている限りのことを買主伝えるための書類です。

引き渡し後に故障したとしても、保証はしなくていいけど、トラブルになる可能性があるため、付帯設備表には正直に書きましょう。

まとめ

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

今回は、マンション売却時のエアコン・照明についてお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

最後に重要な要点をまとめますと、

  • エアコンや照明付きでも、売買価格には影響しない。
  • 付帯設備は撤去することが基本。
  • エアコンや照明はあった方が、売れやすくなる。

資産家資産家

色々教えてくれてありがとう!

また分からないことがあれば、教えてね。