住み替えは同じ不動産会社に依頼した方が良い2つの理由
資産家資産家

マンションを売却して、一戸建てに住み替える予定なんだけど、「マンションの売却」と「一戸建ての購入」は、同じ不動産会社に依頼した方がいいのかしら?

そうだ、佐藤さんに聞いてみよう!

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

こんにちは。マンション売却アドバイザーの佐藤です。

住み替えの場合、「旧居の売却」と「新居の購入」を同じ不動産会社に依頼した方が良いのか、悩むところですよね。

結論からになりますが、住み替えには下記の3つの方法がありますが、「どの方法で住み替えをするのか」によって、変わってきます。


  • 売り先行:先に旧居を売却し、仮住まいに引っ越してから、新居を購入する。
  • 買い先行:先に新居を購入し、新居に引っ越してから、旧居を売却する。
  • 同時進行:「旧居の売却」と「新居の購入」を同時に行う。

上記の3つのうち、売り先行買い先行は、それぞれ「旧居の売却」と「新居の購入」を一つずつ行いますので、違う不動産会社でも特に問題ありません。

ただ、同時進行に関しては、同じ不動産会社に依頼した方がスムーズです。

なぜなら、下記の2つの理由があるからです。


  1. 同時進行は、流れがややこしい。
  2. 仲介手数料を値引きしてもらえる可能性がある。

そこで、今回は、同時進行は同じ不動産会社に依頼した方が良い2つの理由について、お話させていただきます。

この話が終わるころには、その理由について、理解することになるでしょう。

1.同時進行は流れがややこしい。

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「旧居の売却」と「新居の購入」を同時進行に行うことは、流れがややこしくなるため、できれば1社の不動産会社に依頼して、窓口を1本化した方がスムーズにいきます。

「旧居の売却」と「新居の購入」の不動産会社が違う場合は、基本的に不動産会社同士で連絡を取り合いません

では、どのようなややこしさがあるのか、お話ししていきます。

1-1.同時に「売り」と「買い」はややこしい。

もし先に「旧居を売却する契約」をした場合は、期限までに新居を購入しなければなりません。

逆に、先に「新居を購入する契約」をした場合は、期限までに旧居を売却しなければなりません。

決済・引き渡しの段取りをしつつ、「売り」や「買い」をしていかなければならないため、2社の不動産会社と連絡をとるのは大変です。

1-2.決済・引き渡しの調整がややこしい。

同時進行の住み替えでは、基本的には「旧居の決済・引き渡し」と「新居の決済・引き渡し」を同じ日に行なうか、もしくは「新居の決済・引き渡し」を数日遅らすなどの方法で行います。

この日程を調整するのが、難しかったりします。

なぜなら、相手方や不動産会社、金融機関、司法書士などの都合があるからです。

2社の不動産業者と連絡を取り合って、調整していくのは大変です。

1-3.住み替えローンの流れがややこしい。

同時進行の住み替えでは、住み替えローン(買い替えローン)を利用することができます。

住み替えローンとは、旧居の住宅ローンの残りを、新居の住宅ローンに上乗せできるローンのことをいいます。

例えば、下記の物件を売却するケースを見てみましょう。


  • 旧居の住宅ローンの残り:1,500万円
  • 旧居の売却代金:1,300万円

不動産を売却するには、住宅ローンの残りを完済することが条件になります。

上記の場合、「1,500万円-1,300万円=200万円」が不足していることになります。

本来であれば、この不足分200万円を現金で手出ししなければ、売却することができません。

しかし、住み替えローンを利用すれば、この不足分200万円を借りることができ、そして、新居の住宅ローンに上乗せして、返済していくことができます。

例えば、新居の購入価格が3,000万円の場合は、「3,000万円+200万円=3,200万円」を住み替えローンとして借りることがきます。

「売り」と「買い」が同じ不動産会社であればスムーズにいきますが、違う不動産会社の場合は、手続きがややこしくなります。

以上が、同時進行がややこしい主な理由になります。[/char]

2.仲介手数料を値引きしてもらえる可能性がある。

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住み替えを1社の不動産会社に依頼した場合は、仲介手数料を値引きしてもらえる可能性があります。

住み替え時には、「旧居の売却」と「新居の購入」の両方に対して、仲介手数料がかかります。

仲介手数料は、売買価格が400万円以上の物件であれば、下記の計算式にて計算されます。

売買価格×3%+6万円=仲介手数料(税抜き)

この金額が、不動産会社が受け取ることのできる限額であり、多くの不動産会社が上限額を請求してきます。

例えば、売買価格が1,500万円の場合は、下記のようになります。

1,500万円×3%+6万円=51万円(税抜き)


もし、旧住居を1,500万円で売却して、新住居を3,000万円で購入する場合は、下記のようになります。

  • 売却の仲介手数料=51万円(税抜き)
  • 購入の仲介手数料=96万円(税抜き)

もし、1社の不動産会社に「売り」と「買い」を依頼した場合は、不動産会社は2件分の仲介手数料を受け取ることができるわけです。

不動産会社にとってはおいしい話なので、交渉すれば仲介手数料を値引きしてくれる可能性があります。

3.不動産会社を選ぶ際は、売りの不動産会社へ。

もし、1社の不動産会社に依頼する際は、売却を得意とする不動産会社に依頼した方がいいです。

住み替えをするには、まずは資金計画が大切です。

旧居に住宅ローンが残っている場合は、それを完済しなければ売却することができません。

したがって、まずは住宅ローン残高を確認します。

そして次に、旧居をいくらで売却できるのか、不動産会社に査定を依頼します。

その際に、信頼のおける不動産会社を見つけて、「売り」と「買い」を依頼することをおススメします。

信頼のおける不動産会社を選ぶには、無料一括査定サービスがおススメです。

不動産一括査定サービスはいくつかありますが、東証一部上場企業のNTTデータが運営しているHOME4U(ホーム・フォー・ユー)がおススメです。

なぜなら、主に下記の4つのメリットがあるからです。


  1. 東証一部上場のNTTデータが運営しているので安心。
  2. 厳選された不動産会社900社のなかから、最大6社に一括査定。
  3. 2001年からの運営実績のなかで、悪徳不動産会社は排除されている。
  4. 査定結果の連絡方法は「メール」「電話」から選択できる。

もちろん費用は無料なので、利用しない手はありません。

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まとめ

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今回は、住み替えは同じ不動産会社に依頼した方が良い2つの理由についてお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

資産家資産家

色々教えてくれてありがとう!

また分からないことがあれば、教えてね。