スモーラ(Smoola)不動産一括査定
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不動産を高く売るために、不動産一括査定サービスの「Smoola(スモーラ)」を利用しようか検討中なの。

公式サイトを見ると便利そうなサービスに思えるんだけど、実際のところ、口コミ・評判はどうなのかしら?

そうだ、佐藤さんに聞いてみよう!

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

こんにちは。マンション売却アドバイザーの佐藤です。

たしかに、Smoola(スモーラ)の公式サイトを見ると、良いことばかりが書いてあるので、とても便利そうなサービスに思えますよね。

実際のところ、Smoola(スモーラ)は便利なサービスです。

そもそもですが、Smoola(スモーラ)に限らず、不動産一括査定サービスの仕組み自体が、不動産を高く売るために役立ちます。

利用することで、下記の3つのメリットが得られます。


  1. 簡単に「売却に強い不動産会社」に一括査定ができる。
  2. 査定額・不動産会社・営業マンを比較できる。
  3. 不動産会社が競い合うため、より良いサービスを受けることができる。

これらのメリットにより、不動産を高く売却できる可能性が上がります。

そして、最近では不動産一括査定サービスがかなり多くなり、私が知っているだけでも30社以上ありますが、そのなかでもスモーラは比較的優良なサービスです。

なぜなら、下記の2つの強みがあるからです。


  1. 売却査定と同時に賃貸査定もできる。
  2. サポート体制がある。

ただ、その反面、弱みもありますので、きちんと理解した上で利用するべきかどうかを、判断すると良いでしょう。

そこで、今回は、Smoola(スモーラ)を他社と徹底比較した上で、強み・弱みをご紹介させていただきます。

この話が終わるころには、Smoola(スモーラ)について理解し、自分に適しているかどうかを判断することができると思います。

それではまいります!

1.そもそもSmoola(スモーラ)とは?

佐藤さん佐藤さん

Smoola(スモーラ)は、IT系のベンチャー企業である「マンションリサーチ株式会社」が運営する、不動産一括査定サービスです。

もともとは、マンション売却に特化した不動産一括査定「マンションナビ」から始まり、そして、新たに土地・戸建・マンションに特化した「Smoola(スモーラ)」を立ち上げ、業務を拡大しています。

設立は2011年4月で若い会社ですが、マンションナビをはじめとした不動産関連サービスを複数展開しており、急成長しています。

数多くのメディアにも取り上げられており、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」でも紹介されています。

代表取締役の山田敏碁社長は、もともと不動産ディベロッパー及び、フランチャイズ系不動産仲介会社出身なので、不動産業界に強いことが分かります。

参考までに、マンションリサーチ株式会社の会社概要は、以下の通りです(2017年10月現在)。

会社概要
商号 マンションリサーチ株式会社
本店 東京都千代田区九段北1丁目2番11号 エイム東京九段ビル3階
設立 2011年4月
資本金 20,000,000円(2016年9月現在)
事業内容
  1. 不動産業者に対するコンサルティング業務
  2. 一般消費者へのメールマガジン、会員サイト、セミナー等による不動産関連情報の提供
  3. 売買・賃貸等の不動産取引における不動産業者と一般消費者とのマッチング業務
  4. 通信販売業務及びそのコンサルティング業務
  5. 有料職業紹介事業
  6. 上記各号に付随する一切の業務

2.Smoola(スモーラ)を他社と徹底比較

佐藤さん佐藤さん

Smoola(スモーラ)の公式サイトだけを見ると強み・弱みが分かりづらいですが、他社と比較することで見えてきます。

そこで、今回、下記の6つの項目を他社と比較しました。


  1. 最大9社(売却6社+賃貸3社)に一括査定ができる。
  2. サポート体制がある。
  3. 不動産会社の登録店舗数が全国2,500店舗。
  4. 利用社数360万人突破の実績。
  5. サービス開始時期。

では、順番に詳しく見ていきましょう。

2-1.最大9社に一括査定ができる。

Smoola(スモーラ)では、全国の不動産会社のなかから、最大9社(売買6社+賃貸3社)に一括査定がでるという特徴があります。

これは、他社と比較して多い方ではあり、査定を依頼する不動産会社の数が多ければ、より比較ができるというメリットがありますが、その反面、対応が大変になるというデメリットがあります。

参考までに、下記の表は、主要な不動産一括査定サービス10社をピックアップし、最大何社に一括査定ができるのかをまとめたものです。

※査定依頼数が多い順に並べています。

一括査定サービス名 査定依頼数
LIFULL HOME’S 最大10社
RE-Guide 最大10社
Smoola 最大9社(売買6社・賃貸3社)
マンションナビ 最大9社(売買6社・賃貸3社)
HOME4U 最大6社
リビンマッチ 最大6社
イエイ 最大6社
イエウール 最大6社
マイスミEX 最大6社
すまいValue 最大6社

上記の表のとおり、他社では最大6社が多いなか、Smoola(スモーラ)は最大9社(売買6社・賃貸3社)なので、多いことが分かります。

また、「売買の査定」と同時に「賃貸の査定」ができるところが大きな特徴です。


ただ、最大9社に一括査定ができる仕組みになっていますが、すべての地域で最大9社に一括査定ができるわけではありません

あくまでも、あなたの地域に対応している不動産会社が9社以上あれば、最大9社に一括査定ができます。

実際に公式サイトで確認してみると、都心部であれば不動産会社の対応数が多いですが、地方であれば対応数が少ないケースが見られます。

肝心なことは、あなたの地域対応の不動産会社が何社あるかです。

公式サイトの入力フォームで不動産情報を入力していくと、対応している不動産会社が表示されますので、確認されてみてください。

2-2.サポート体制がある

Smoola(スモーラ)では、不動産売買のプロによるサポート体制充実しています。

公式サイトには下記のように書かれています↓


Smoola(スモーラ)のサポート体制


上記のように、サポート体制があることを積極的に公言しています。

他社の不動産一括査定サービスでもサポートセンターがあるところはありますが、公式サイトを見ても積極的に公言していないところが多いです。

他社でSmoola(スモーラ)と同じくらい積極的に公言しているのは「イエイ」くらいでしょう。

Smoola(スモーラ)のように、中立的な立場になってサポートしてくれる窓口があると、とても心強いものです。

例えば、下記のようなケースに役立ちます。


  • 不動産営業マンが信用できない。
  • 不動産営業マンに不満がある。
  • 不動産営業マンとトラブルになった。

上記のケースでは、どこに相談したらいいのか悩むところですが、Smoola(スモーラ)を通して査定をしておけば、気軽に相談することができます。

Smoola(スモーラ)を利用することは、言わば、Smoola(スモーラ)というフィルターを通して、不動産会社に査定を依頼することになります。

2-3.不動産会社の登録数が全国2,500店舗

Smoola(スモーラ)の公式サイトには、不動産会社の登録数が全国「2,500店舗」と記載されています。

これについても他社と比較したいところですが、他社は「店舗数」ではなく「会社数」が掲載されているところがほとんどなので、比較することができません。

しかし、2016年1月にYou Tubeで公開されている公式動画では、全国500社と言っていましたので、その情報をもとに他社と比較しました(現在はもっと多いと思います)。

※不動産会社の登録数が多い順に並べています。

一括査定サービス名 登録数
LIFULL HOME’S 1,470社
イエウール 1,300社
リビンマッチ 1,200社
イエイ 1,000社
HOME4U 900社
RE-Guide 600社
Smoola(スモーラ) 500社(2,500店舗)
マイスミEX 35社
すまいValue 超大手6社
マンションナビ 2,500店舗

上記の表を見ると、他社と比べて不動産会社の登録数が少ないことが分かります。

不動産会社の加盟数が少ないことが何を意味するかと言うと、地方に弱い不動産一括査定サービスの可能性が高いことを意味します。

加盟数が少ない不動産一括査定サービスでは、「都心部には強いが、地方には弱い」といったケースが多く見られます。

表向きは「全国対応」になっていますが、フタを開けてみると、実は地方になると「その地域では対応していない」といったケースがあったりします。


ただ、先ほども申し上げましたが、重要なことは、あなたの地域に対応している優良な不動産会社が何社あるかです。

いくら登録数が多くても、あなたの地域に対応している不動産会社少なければ、あなたにとって意味がありません。

もし、「Smoola(スモーラ)」で対応している不動産会社が少ない場合は、登録数が多い「LIFULL HOME’S」や「イエウール」を利用するか、もしくは併用することを検討すると良いでしょう。

2-4.利用実績360万人突破

公式サイトに「利用者数360万人突破」と記載されていますが、この利用者数の定義は、おそらく査定数ではなく累計アクセス数のことだと思われます。

なぜなら、その裏付けとして、以前、不動産一括査定サービスを2001年から運営している「HOME4U」が、2015年4月時点で「累計アクセス数550万人、実際の査定数15万件」と情報公開していたからです。

さて、この利用者数についても、他社の不動産一括査定サービスと比較しました。↓

※公式サイトにて利用者数を公開している6社をピックアップしています。

一括査定サービス名 利用者数
イエウール 450万人
LIFULL HOME’S 420万人
Smoola(スモーラ) 360万人
マンションナビ 360万人
リビンマッチ 350万人
イエイ 300万人

上記の表を見ると、Smoola(スモーラ)は他社と同様、利用者数が多いことが分かります。

このことからアクセス数が多いサイトだということが分かりますが、実際の査定数とは別物なので、ご注意ください。

2-5.サービス開始時期

不動産一括査定サービスの運営歴が長ければ、その分、信用につながりますので、サービス開始時期についても比較しました。

Smoola(スモーラ)の大元はマンションナビなので、マンションナビのサービス開始時期を掲載しています。

※古い順からまとめています。

一括査定サービス名 サービス開始
HOME4U 2001年
リビンマッチ 2006年
RE-Guide 2006年
イエイ 2007年
LIFULL HOME’S 2008年
マンションナビSmoola(スモーラ) 2011年
イエウール 2014年
マイスミEX 2015年
すまいValue 非公開

マンションリサーチ株式会社は、2011年にマンションナビを開始していますので、早い方ではありません。

しかし、2017年の現在までに約6年間の運営歴があり、利用者数も360万人突破していますから、実績としては十分ではないかと思います。

まとめ

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

今回は、Smoola(スモーラ)について他社と比較するかたちでお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

話をまとめますと、Smoola(スモーラ)の強みは下記の2点になります。

  • 売却査定と同時に賃貸査定もできる。
  • サポート体制がある。

あなたの地域に売買査定と賃貸査定を対応している不動産会社が多く、賃貸査定も希望する場合は、Smoola(スモーラ)は役立ちます。

また、サポート体制があることを積極的に公言しているところが強みです。

そして、弱みとしては、下記の1点があります。

  • 不動産会社の登録数が少ない。

他社と比較して、不動産会社の登録数が少ない点が弱みになります。

ただ、再度申し上げますが、不動産一括査定サービスを利用する上で最も重要なことは、あなたの地域に対応している優良な不動産会社が何社あるかです。

Smoola(スモーラ)の公式サイトにて不動産情報などを入力し、不動産会社の対応状況を確認してみてください。

資産家資産家

色々教えてくれてありがとう!

また分からないことがあれば、教えてね。