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マンションを売却するために、不動産一括査定サービスの「HOME’S(ホームズ)」を利用しようと思っているの。

公式サイトを見ると、とても便利そうなサービスに思えるんだけど、実際のところ、口コミ・評判はどうなのかしら?

そうだ、佐藤さんに聞いてみよう!

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

こんにちは。マンション売却アドバイザーの佐藤です。

たしかに、HOME’S(ホームズ)の公式サイトを見ると、良いことばかりが書いてあるので、とても便利そうなサービスに思えますよね。

実際のところ、HOME’S(ホームズ)は便利なサービスです。

そもそも、HOME’Sに限らず、不動産一括査定サービスの仕組み自体が、不動産を高く売るために役立ちます。

利用することで下記のメリットが得られます。


  1. 売却に強い不動産会社を探す手間が省ける。
  2. 簡単に複数の不動産会社に一括査定ができる。
  3. 査定額を比較できる。
  4. 不動産会社・営業マンを比較できる。
  5. 不動産会社が競い合うため、より良いサービスを受けることができる。

これらのメリットにより、不動産を高く売却できる可能性がグンと上がります。

また、最近では不動産一括査定サービスがかなり多くなりましたが、そのなかでもHOME’S(ホームズ)は比較的、優良なサービスです。

なぜなら、下記の3つの特徴があるからです。


  1. 不動産会社の参加数が業界トップクラスの1,470社(2017年10月現在)。
  2. 不動産会社の情報が満載なので選びやすい。
  3. 東証一部上場企業の運営だから安心。

正直な話、不動産一括査定サービスの仕組みはどこも同じですが、HOME’S(ホームズ)には上記の特徴があります。

ただ、その反面デメリットもありますので、きちんと理解したうえで利用するべきかどうかを、判断すると良いでしょう。

そこで、今回は、

  1. そもそも、HOME’Sとは?
  2. HOME’Sの3つの強み
  3. HOME’Sの唯一の弱み
  4. HOME’Sを利用する際の注意点

などについて、もっと詳しくお話させていただきます。

この話が終わるころには、HOME’S(ホームズ)の特徴や他社との違い、デメリットなどを理解し、自分に適しているかどうかを判断することができるでしょう。

それではまいります!

1.そもそも、HOME’S(ホームズ)とは?

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HOME’S(ホームズ)は、賃貸物件や売買物件を検索できる不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」が運営する、不動産一括査定サービスです。

不動産・住宅情報サイトの方は、掲載物件数がNo.1であり、テレビCMも放映されていますから、ご存知の方もいらっしゃると思います。

1997年4月に、不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」のサービスを開始し、現在では東証一部上場企業まで成長しています。

不動産以外でも活躍の場を広げ、インテリア・家具のECサイト「LIFULL」や、子育てママの就労支援サービス「LIFULL FaM」、日本最大級の老人ホーム検索サイト「LIFULL介護」などを展開しています。

※2017年4月1日より、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」は、「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」にブランド名が変更になりました。また、運営会社名も「株式会社ネクスト」から「株式会社LIFULL(ライフル)」に変更になっています。

参考までに、会社概要は以下の通りです。

会社概要
社名 株式会社LIFULL
本社所在地 東京都千代田区麹町1-4-4
上場市場 東京証券取引所 市場第一部
設立 1997年3月12日
資本金 3,999百万円(2017年3月末現在)
従業員数 1,140名(2017年3月末現在、内、臨時雇用者数 236名、海外子会社153名)
事業概要 【不動産情報サービス事業】
総掲載物件数No.1の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」の運営【その他事業】
家具・インテリアECサイト「LIFULL インテリア」の運営

では、次にHOME’S(ホームズ)の強みを見ていきましょう。

2.HOME’S(ホームズ)の3つの強み

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冒頭でもお話ししましたが、HOME’Sの特徴は、下記の4つがあります。

  1. 不動産会社の参加数が業界トップクラスの1,470社(2017年10月現在)。
  2. 不動産会社の情報が満載なので選びやすい。
  3. 東証一部上場企業の運営だから安心。

では、順番に詳しく見ていきましょう。

2-1.不動産会社の参加数が業界トップクラスの1,470社。

HOME’S(ホームズ)は、他社の不動産一括査定サービスと比較すると、不動産会社の参加数が業界トップクラスで、全国の1,470社(2017年10月現在)が参加しています。

参考までに、主要な不動産一括査定サービスを10社ピックアップし、比較したものを表にまとめました。↓(不動産会社の参加数が多い順に掲載しています。)

一括査定サービス名 参加数
HOME’S 1,470社
イエウール 1,400社
リビンマッチ 1,200社
イエイ 1.000社
HOME4U 900社
RE-Guide 600社
イエカレ 400社
マイスミEX 39社
すまいValue 6社
マンション.navi 2,500

不動産会社の参加数が多いということは、大手不動産会社の参加はもちろんのこと、中小不動産会社も多く参加していることを意味します。

それにより、下記の2つのメリットを得られます。

  1. 大手と中小の不動産会社両方に一括査定ができやすい。
  2. 都市部以外の地方にも強い。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

2-1-1.大手と中小の不動産会社両方に一括査定ができやすい。

HOME’S(ホームズ)は、大手と中小の不動産会社の両方に一括査定ができやすいです。

他社の不動産一括査定サービスで不動産会社の参加数が少ないところは、中小不動産会社の参加数が少ないところがほとんどです。

その地域では「大手不動産会社しか対応していない」といったケースがあったりします。

大手不動産会社も中小不動産会社もそれぞれ違った魅力がありますから、できれば両方に一括査定をして比較したいところです。

その点、HOME’S(ホームズ)は、大手不動産会社はもちろん、中小不動産会社も多く参加していますから、両方に一括査定ができやすい仕組みになっています。

2-1-2.都市部以外の地方にも強い。

HOME’S(ホームズ)は、都市部はもちろん、地方にも強い不動産一括査定サービスです。

他社の不動産一括査定サービスでは、「都心部には強いが、地方には弱い」といったケースが多く見られます。

表向きは「全国対応」になっていますが、フタを開けてみると、実は地方になると「その地域では1社しか対応していない」といったケースがあったりします。

正直、1社しか対応していなければ、一括査定の意味が全くありません。

不動産一括査定サービスで一番重要なことは、あなたの地域に対応している優良な不動産会社が多く参加しているかどうかです。

地方の不動産を売却する場合、他社よりもHOME’S(ホームズ)の方が向いているケースが多いです。


不動産会社の参加数が多くなれば、参加している不動産会社の質を問われますが、HOME’S(ホームズ)では独自に設けた審査基準をクリアした不動産会社のみが掲載されていますし、東証一部上場企業ですから悪徳不動産会社は登録されていないでしょう。↓

では、次の強みを見ていきます。

2-2.不動産会社の情報が満載なので選びやすい。

不動産一括査定サービスは、公式サイトにて不動産情報を入力すると、あなたの地域に対応している不動産会社が自動的に抽出されます。

そして、査定を依頼したい不動産会社を選ぶことができるようになっています。

HOME’S(ホームズ)では、不動産会社や営業マンの写真が掲載されているためイメージがわきやすく、また、不動産会社の情報が満載なので、選びやすくなっています。↓

HOME'S(ホームズ)の不動産会社を選ぶページ

他社の不動産一括査定サービスでは、ここまで詳しく掲載されておらず、不動産会社の概要しか掲載されていないところが多いです。

その点、HOME’S(ホームズ)はユーザーにやさしいサイト構成になっています。

2-3.東証一部上場企業の運営だから安心

先ほども申し上げましたが、HOME’S(ホームズ)を運営している株式会社LIFULL(ライフル)は、東証一部上場企業です。

不動産一括査定サービスは、ベンチャー企業が運営しているケースが多いなか、HOME’S(ホームズ)は東証一部上場企業の運営ですから、ひとまずは安心できます。

また、不動産一括査定サービスでは、不動産情報や個人情報を入力しますから、個人情報ろうえいの不安が少なからずともあるかと思います。

しかし、HOME’S(ホームズ)では、安全なシステムで個人情報を確実に保護しています。↓

個人情報を保護

以上のことから、安心、安全に利用できる不動産一括査定サービスです。

3.HOME’Sの唯一のデメリット

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HOME’S(ホームズ)の唯一のデメリットは、大手不動産会社の参加数が、他社と比べると少ないところです。

参考までに、下記の表は、取引実績が多い大手不動産会社を上位順に並べたものです。(出所:不動産流通推進センター「2017 不動産業統計集」)

そして、大手不動産会社が、どこの不動産一括査定サービスに参加しているのかをまとめました。↓

不動産会社名 HOME’S HOME4U  イエイ イエウール
三井不動産リアルティネットワーク
住友不動産販売
東急リバブル
野村不動産グループ
三菱UFJ不動産販売
三井住友トラスト不動産
みずほ不動産販売
大京グループ
 三菱地所リアルエステートサービス
大成有楽不動産販売グループ
オープンハウス
住友林業ホームサービス
スターツグループ
近鉄不動産
THE住宅流通グループ
日本住宅流通
日本土地建物販売
東京建物不動産販売
長谷工リアルエステート
ポラスグループ・中央住宅
小田急不動産
ナイス
朝日住宅
京王不動産
相鉄不動産販売
京急不動産
センチュリー21
 合計 7社 15社 12社 12社

他社は10社以上あるのに対して、HOME’S(ホームズ)は7社しかありません。

中小不動産会社には強いが、大手不動産会社には少し弱いところが、唯一のデメリットだと思います。

ただ、HOME’S(ホームズ)には、上記以外にも、下記の大手不動産会社など多数参加しています。

  • オークラヤ住宅株式会社
  • 東海住宅株式会社
  • 朝日リビング株式会社
  • ロイヤルハウジンググループ
  • 株式会社タカラレーベンリアルネット
  • 朝日土地建物株式会社
  • OLC株式会社
  • イエステーション
  • 株式会社ケーコーポレーション
  • 株式会社城南キャピタル
  • 東武プロパティーズ株式会社
  • 株式会社福屋不動産販売
  • ハウスドゥ!
  • 三交不動産株式会社
  • 株式会社情報サービス福岡
  • 株式会社レアル
  • 奈良シティハウス株式会社
  • 静岡セキスイハイム不動産株式会社
  • 株式会社アールプランナー不動産
  • アズマハウス株式会社
  • 株式会社ビーバーハウス
  • 西鉄不動産株式会社
  • 静岡鉄道株式会社
  • 株式会社ジェイ・フィール
  • エステート・ワン株式会社

もし、大手不動産会社を中心に一括査定をしたい場合は、大手不動産会社が多く含まれている「HOME4U」の方が向いているかもしれませんので、比較してみましょう。

また、「すまいValue」といった、大手6社のみ(三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル・野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・小田急不動産)に依頼できる不動産一括査定サービスと併用するのも一つの手です。

4.HOME’S(ホームズ)を利用する際の注意点

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HOME’S(ホームズ)では、「最大10社」の不動産会社に査定を依頼できるようになっています。

他社の不動産一括査定サービスでは「最大6社」のところが多いなか、HOME’S(ホームズ)では「最大10社」ですから、良いように思えます。

ただ、10社に査定を依頼した場合、その対応が大変になりますので、注意が必要です。

営業マンが実際に訪問をして、物件を見て査定を行いますから(いわゆる訪問査定)、あなたの都合も考慮しながら検討してください。

一般的には、訪問査定は3社を厳選するケースが多いです。

まとめ

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今回は、HOME’S(ホームズ)の口コミ・評判についてお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

HOME’S(ホームズ)は、中小不動産会社が多く参加している不動産一括査定サービスです。

下記のような方は、HOME’S(ホームズ)が向いています。

  • 大手と中小不動産会社にも査定を依頼して、比較したい方。
  • 地方の不動産を売却される方。
  • 安心して利用したい方。

先ほども申し上げましたが、不動産一括査定サービスを利用するうえで一番重要なことは、あなたの地域に対応している優良な不動産会社が何社あるかです。

HOME’S(ホームズ)では、公式サイトにて物件種別と住所を入力すれば、あなたの地域に対応している不動産会社が自動的に抽出されます。

一度、HOME’Sの公式サイトにて確認されてみてください。

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色々教えてくれてありがとう!

また分からないことがあれば、教えてね。