壁の穴のイメージ写真

資産家資産家

マンションを売却しようと思っているんだけど、子供が壁を破壊して、穴を開けてしまっているの。

穴の大きさは10cm×10cmほどなんだけど、補修して売りに出した方が良いのかしら?

そうだ、佐藤さんに聞いてみよう!

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

こんにちは。マンション売却アドバイザーの佐藤です。

マンション室内の壁は、石膏ボードが使われていることが多く、衝撃に弱いため、意外と簡単に穴が開いたりしますよね。

結論からになりますが、10cm×10cmほどの破壊された穴であれば、補修をした方が良いでしょう

なぜなら、購入希望者に対して「丁寧に扱われていない物件」との悪い印象を与えかねないからです。

そこで、今回は、マンション売却時の壁の穴について、


  1. 補修をするべき理由
  2. 壁の穴は「査定額」に影響するの?
  3. 補修費用はいくらかかるの?
  4. 補修する際の注意点

など、知っておきたいことを、お話させていただきます。

この話が終わるころには、売り出し前に、壁の穴をどうするべきか分かると思います。

1.補修をするべき理由

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

冒頭でもお話ししましたが、壁に破壊した穴があることによって、購入希望者に対して「丁寧に扱っていない物件」との悪い印象を与えかねないです。

逆に考えてみると、壁に破壊された穴があるマンションであれば、「本当に大丈夫?他にも不具合があるのでは??」と、なんだか不安に感じますよね。

購入希望者は、中古マンションを検討しているわけですから、ある程度の汚れやキズなどは覚悟しています。

しかし、破壊された穴となると想定外なので、どうしても印象が悪くなってしまいます

そのような理由から、売り出し前に補修をすることが好ましいわけです。

しかし、実際に穴を見ての判断となりますから、まずは、不動産会社にご相談ください。

資産家資産家

たしかに、壁に破壊された穴があると、印象が悪いわね。
査定のときに、不動産会社に相談してみるわ。

ところで、壁の穴は「査定額」に影響するのかしら?

2.壁の穴は「査定額」に影響するの?

マンションの査定のイメージ写真

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

結論からになりますが、査定額にはほとんど影響しません。

室内全体の状態などは査定額に影響しますが、一部だけを見て査定額が下がったり、上がったりということはほとんどないです。

そもそも、査定額はあくまでも「売れるであろう価格」であって、「売れる価格」ではありません。
最終的に売り出し価格を決めるのは、売主なのです。

したがって、「査定額への影響」を気にするのではなく、「購入希望者への印象」を気にした方が良いでしょう。

資産家資産家

なるほどね!
購入希望者に悪い印象を与えないため、補修を検討するわ。

補修をするには、どのくらいの費用がかかるのかしら?

2.補修費用はいくらかかるの?

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

壁の穴の補修費用については、

  1. 自分で補修をする場合
  2. 業者に依頼する場合

で、別々に紹介していきますね。

2-1.自分で補修をする場合

穴のサイズが10cm×10cmほどであれば、自分で補修できる可能性があります。

ホームセンターにて、「壁の穴」専用の補修キットが、~3,000円程度で販売されています。

張り替え方法については、下記の動画を参考になります。

ただ、クロスの色は、日焼けなどで日に日に変色していきます。

もし、クロスの色が既存のクロスとなじまない場合は、クロスの一面張り替えや、全面張り替えなどを検討する必要があります。

難易度が高い為、業者に依頼した方がいいでしょう。

参考までに、6帖のお部屋を全面張り替えした場合、約4~5万円ほどが相場です。

2-2.業者に依頼する場合

業者に依頼する場合は、穴のサイズが10cm×10cmほどであれば、部分補修が可能です。

補修費は、1.5~3万円が相場です。

ただ、穴が大きい場合は、石膏ボードなどを張り替える必要があります。

また、クロスが既存クロスとなじまない場合は、一面張り替え、全面張り替えを検討する必要があります。

2-3.番外編

ちなみに、画びょうや釘、ネジなどで開けた穴であれば、補修の必要はありませんが、気になるようでしたら、下記の動画のような「ごまかし」の方法があります。

3.補修する際の注意点

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

補修をする際の注意点ですが、あまり費用をかけすぎないようにすることです。

なぜなら、費用をかけたとしても、その分、マンションが高く売れるとは限らないからです。

補修は費用をかけずに、最低限にとどめておきましょう。

また、不動産の売買には、値下げ交渉がつきものであるということも忘れずに!

まとめ

マンション売却アドバイザーマンション売却アドバイザー

今回は、マンション売却時の壁の穴についてお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

壁の穴は、購入希望者に対して「丁寧に扱われていない物件」との悪い印象を与えかねないため、事前に補修をしておくことが好ましいです。

自分で補修をする場合は、「壁の穴」専用の補修キットが~3,000円くらいで販売されています。

業者に依頼する場合は、部分補修は1,5~3万円程度かかります。

まずは、査定を依頼する不動産会社にご相談ください。

資産家資産家

色々教えてくれてありがとう!

また分からないことがあれば、教えてね。